小角散乱は、試料からの極低角度の散乱X線を計測することにより、膜厚や粒子径などのナノメートルオーダーの情報を知ることができます。
MIRRORCLE-CVシリーズを光源とする装置では、ターゲットを交換することにより、任意の特性X線を利用することができます。
Moターゲット:Mo-Kα線 (17.48 keV)
を利用して
(左)アルミ蒸着膜(78.2 nm)の反射率測定
(右)シリコンの反射率測定結果
分析例 : 金の微小粒子の粒径測定
光源 | MIRRORCLE-CV1 |
X線エネルギー | 10〜25keV |
測定方法
|
角度分散 または エネルギー分散 |
光学系 | 3スリット光学系 |
試料形態(膜厚測定) | キバンへの蒸着膜など |
試料形態(粒度) | 粉末 |
試料サイズ | 要相談 |
測定範囲 | 数十nm〜数百nm |