一般的な蛍光X線装置では照射されるX線のエネルギーが低いため、重金属の分析ではL線を用いて行わなくてはなりません。そのため感度の低下、妨害線の影響など、種々の問題がありました。弊社の光源は高エネルギーX線を利用することができますので、鉛のような重金属でさえK線での分析を行うことができます。もちろん従来通りの軽元素分析も可能です。
タングステン試料(W)と、遮へい鉛(Pb)からの蛍光X線を検出しています
分析例 : 木材粉の測定
木材粉に混入した微量の金属元素の蛍光X線を検出しています
光源 | MIRRORCLE-CV1、CV4、6x |
測定エネルギー範囲 | 3〜100keV |
定量分析 | 標準試料による検量線法 |