従来のX線CT装置では透過できない鉄厚み200mmのCT撮影が出来ます。解像度0.3mmでSTLデータを出力します。
50cmの広視野撮影に対応していますので、自動車の大型部品や蓄電池・燃料電池の欠陥解析に威力を発揮します。
中でも近年発展の目覚ましい金属3Dプリンタ造形品の非破壊検査は弊社しか出来ません。
シリンダブロックの内部構造だけではなく、鋳物の中にある巣(空洞)の位置や形状が一目で、非破壊でわかります。この撮影に要した時間は、なんとたったの30分です。
アルミ鋳造品の欠陥解析が可能です。
CTデータからCADデータへ変換するリバースエンジニアリング技術も対応。
自動車部品検査で威力を発揮します。
■ チタン製タービンブレードのCT撮影
3Dプリンタによる製作材料としてチタンがよく使用されます。チタン製タービンブレードの矢印部分に意図的に酸化物を埋め込んだサンプルを撮影しました。
鉄心を通しても巻き線の状態を鮮明に確認できます。
コンクリート粒子の密度差や、内部鉄骨の状態を鮮明に確認できます。
大型の被写体も一度に撮影可能。
断層1は、電極が網目状になっている様子が分かります。
断層2は電極中央部の断層写真です。
(左) タービンブレード切片試料写真 (右) CT撮影断層図です。
撮影は潟}イクロスコーピックスキャン、ヤマト科学鰍ニ共同で行いました。
(左) 撮影した携帯電話写真 (右) CT撮影断層図です。
撮影は潟}イクロスコーピックスキャン、ヤマト科学鰍ニ共同で行いました。
コンクリート塊のCT撮影です。コンクリート凝固過程において形成する密度差を鮮明に捕らえています。
種子と内部の構造が高解像で見える。右端の画像は、パプリカの断面のCTイメージング。
電子部品内部の接着剤も観察できています。
セラミックパッケージ内部に梱包された電子基盤が見えています。
某自動車メーカーよりターボエンジンの非破壊検査CTを受託しました。
(図1)が検査を実施したエンジンの写真、(図2)がCT撮影による立体像です。
(図1) (図2)
分析装置 :
3軸CTステージ及びフラットパネル検出器 CT室へのステージ及び検出器設置の様子
光源 | マイクロトロン |
X線エネルギー | 1,4,6MeV |
検出器 | フラットパネル検出器 |
最大試料サイズ | 50 x 50 x 50cm |
分解能 | 0.3mm |